目的および趣旨
DXプラズマプロセス委員会では、プラズマ材料科学と情報科学の分野融合に産学協力事業として取り組むことにより、データサイエンス/DXに基づいたプラズマプロセスの科学的現象解明とその解明プロセスの産業応用、さらにはプラズマ装置設計最適化の超高速化を推進することを目的とします。
DXプラズマプロセス委員会は、日本学術振興会の産学協力委員会の一つであり、日本学術振興会プラズマ材料科学153委員会の後継として令和5年4月に設立いたしました。
日本学術振興会は、昭和天皇の御下賜金をもとに昭和7年に創設されました。その活動は、学術研究の助成、研究者の養成、学術に関する国際交流の促進、大学改革や大学のグローバル化の支援など多岐にわたっております。日本学術振興会では、本事業の意義・目的を踏まえ事業として、その趣旨に賛同した学界と産業界の会員が参加するフォーラムとして産学協力委員会を設定しています。
本委員会の構成,特徴
- 大学官公庁委員35-45名程度及び,産業界会員数30-40法人程度で構成する。
- 委員会には研究会、委員総会、企画運営委員会を置く。
「研究会」は、委員相互間または国内外の関係の研究者による研究発表と討論の場とし、随時開催する。
「委員総会」は、全委員を以て構成し、委員会の最高意志決定機関であり、企画運営委員会より提案のあった案件(委員会の研究会・シンポジウム等の研究活動計画、委員の移動、予算・決算等)について審議し、決定する。
「企画運営委員会」は、委員長の指示に基づき、委員総会へ提案する上記イに定める案件について、企画・立案及び調整等を行う。
- 企画運営委員会には、企画運営委員から選ばれた委員長1名、副委員長若干名、庶務幹事4名、および企画運営委員10名程度を置く。
- 委員会には必要に応じ、各種の分科会・実行委員会等を設けることができる。
活動
データサイエンス/DXに基づいたプラズマプロセスの現象解明とその産業応用を推進するために、プラズマ材料科学の学界委員、プラズマを用いた、あるいは用いようとしている産業界委員、および情報科学分野における産学界委員とともに、以下に代表される活動を行う。
- データサイエンス/DX等を専門とする新しい学界・産業界会員とプラズマ材料科学の専門の学界・産業界会員を遭遇させ密に議論できる「研究会」
- プラズマ材料科学に応用できる「データサイエンス/DX×プラズマ基礎講座」
- 産業界A会員の希望の会場における「個別研究会」
- HPを用いた会員間の情報共有